アプローチ
製造業の変革者として。
意思決定と人間制約にこだわる。
製造業を取り巻く事業環境は、グローバル規模かつ全事業方位的に展開される競争の激化や、プロダクトのデジタル化、サービスとのエコシステム対応等、かつて無い震度で変化し、これに伴い、顧客提供価値の在り方も大きく変容しています。従来の個別機能の効率化や改善では追随できない環境変化に対し、確固としたVISION 実現に向けた事業構造全体としての変容が求められています。
VISION起点での変容に向け、私たちは、未来志向の意思決定と、人間制約解放型のバリューチェーン再構築を提唱しています。
意思決定
すべての意思決定はVISION実現の為
意思決定は、企業活動のあらゆる階層に存在します。
多くの組織人が、『正しい意思決定』をしようと時間を費やし、正解が見いだせないままに時間制限を迎え、現在延長にある『相対的』かつ『とりあえず』の方向性を選択します。
これが、変革期においても大胆な一手が打ち出せない、根本的な原因です。
不確実な未来に対する意思決定に、正解はありません。
ROI も、不確実性に対する根拠あるリターンの算出に限界がある為、正しい判断軸とは成り得ません。
私たちは、現在延長にない未来に対する意思決定では、VISION への貢献のみが、唯一絶対の判断軸と考えます。
それぞれの組織・階層において、VISIONに対する整合性のとれた意思決定がなされ、個々人の自立的かつ自律的な行動が、企業の持続性ある成長サイクルに集結される事。各人の意思決定を、企業VISION の具現化に繋げるべく、あらゆる機能領域における改革活動をご支援します。
人間制約
技術進化と人間制約排除がもたらす次世代QCDレベル
スループット最大化に向け、ボトルネック工程を起点として、プロセスをゼロベースで再構築する。
サプライチェーン改革の基本コンセプトとして提唱された、制約理論の要点です。
私たちは、このコンセプトをエンジニアリングを含むバリューチェーン全体に拡大解釈。
技術進化がもたらす、人間そのものがボトルネックとなり得る工程/プロセスを人間制約と名付けました。
人間の強みは、アイデアの創発や意思決定といった、付加価値領域。
人間の弱みとは、量や時間の制約(処理制約)を受ける、コスト領域。
後者を、人間が介在しない、テクノロジーベースでのプロセスとして完結させ、人間は、その能力を最大限に発揮し得る(同時にシステムが得意としない)、付加価値領域へとシフトさせる。
同時に、人間制約を前提として作り上げられてきた、確率論に基づく過去の品質保証体系を、人間制約排除に伴い、ゼロベースで再構築する。
これらにより、品質向上、L/T 短縮、コスト削減を、一次元上のレベルで最適化させる事が可能となります。