社員インタビュー
クライアントと共に想いを叶えるパートナーに
橘 祐輝
シニアダイレクター
話し手について
京都大学法学部卒業。DTPオペレーター、製造業特化型コンサルティング会社、大手外資系コンサルティング会社を経て入社。製造業の商品企画から生産準備のプロセスにおける改革に多数従事。事業環境変化に伴う新規事業企画、新製品開発、複雑化した既存製品ラインナップの整理、営業コンフィグレータの導入、設計標準化、モジュラーデザイン、PLM導入、BOM 企画、複数工場における製品立ち上げプロセス標準化、など。ロジックでは決まらない不確定な未来を切り開く新規事業開発プロジェクトを推進中。趣味は料理。最近は一流シェフによる料理動画が楽しくて仕方ない。
プロジェクトリーダーとして
コンサルティングファームのご経験があれば、製造業の知識がなくてもプロジェクトのリーダーとして活躍できます。さらにコンサルティングファームでは難しいチームでの成果を実現することができます。
コンサルティングファームでプロジェクトリーダーをしていると、求められる期間、工数で成果を出すために結局のところ、自分の経験時間をアウトソースしているだけのような感覚に陥ることはありませんか?もしも、自分に無限の時間と体力さえあれば全て一人でできるのに、そうではないのでタスクを設計し、切り分けチームメンバーに割り振り目標を達成する。もちろん、これもチームとして成果です。しかし、専門知識をもったメンバーが集まり自分だけではどれだけ時間があっても達成できなかったはずの成果が出せる、シナジーのある成果が出せることこそ、本当にチームとして成果が出せたと言えるのではないのでしょうか。
メディオクリタスには製造業出身の本物の専門知識、技術を兼ね備えたメンバーが多く在籍しています。彼らの知識、技術をプロジェクトアウトプットという形でまとめ、今までのプロジェクトの焼き直しではない成果をクライアントに提供することができます。
コンサルティングファーム出身のプロジェクトリーダーには、全て自分の手の内にあるものを粛々と遂行するのとは違い、メンバーがもつ知識、技術を汎化、転用し、ストーリーとしてまとめ、クライアントの求める解決策として提供することが求められます。自身の専門知識、経験に頼るのではなく、論理的な思考能力や経営陣からどう見えるか?クライアントのリクエストに答えるだけで本当に課題は解決するのか?といった視座の高さが求められます。コンサルティングファームで培ってきた能力を充分に活用して、自分だけでも、メンバーだけでも、クライアントだけでも、見られなかった景色を見ることができます。
製造業のコルタントの
スペシャリストになれる
コンサルティングファーム出身で、プロジェクトメンバーとしても活躍、成長の機会がもちろん用意されています。
業務を推進していく中で、モノづくりのバリューチェーンを知ることができるので、将来的に製造業に関してのスペシャリストになれます。
大手コンサルティングファームに依頼されるクライアントの多くは、そのネームバリューや間違いのない成果提供を期待しています。そのため、大手コンサルティングファームは個人のスキルも大事ですが、組織として間違えないことを大事にし、仕組みを重視する必要があります。
一方で小規模なコンサルティングファームに依頼のあるプロジェクトでは専門性の高い課題が含まれていたり、まだやりたいことが固まりきっておらず悩んでいたりするものが多く、知識や相談相手が期待されています。このようなプロジェクトでは誰がプロジェクトに参加するか?という個人の専門性やキャラクターが重視されます。仕組みや会社の名前より、あなたが何者なのか?が求められるのです。とても難しそうに伝わるかもしれません。しかし、プロジェクトの役割として期待されることがシンプルです。高い専門性や技術は、製造業出身のメンバーが担うことができます。それらアイディアの種、解決策の種というべきものを、実際の成果に育てることがコンサルティングファーム出身のメンバーには求められます。それに、今まで自分が育ててきた武器、論理性、ファシリテーション能力、ドキュメンテーション能力、プレゼンテーション能力、標準的なコンサルティングプロジェクトのお作法、これらを駆使してプロジェクトリーダーと共に成果として育てていきます。
新卒ないしは新卒に近い年齢でコンサルティングファームを目指し、ジョインされた皆様はスマートで目的意識が高い方が多いかと思います。前述のように大手コンサルティングファームでは仕組みを活かした間違いのない、予算のブレが少ないプロジェクトが当然好まれます。各タスクを進めていく上での課題はあるものの、進め方そのものが未知のものは少ないのではないでしょうか。何度か同じようなプロジェクトにアサインされると、自分の成長が感じにくく知識が増えていないような感覚に陥ることはありませんか?また本質的な課題の解決はクライアントまかせになってしまい歯痒い思いをすることはありませんか。
全てを自分一人で解決することは目標でありません。いかにチームとして成果を出すか、です。専門性や技術の本質を見極め、むずかしさを理解することで、解決策を見つけられる人、作れる人として、クラインアントに認知される他にはない人財になることができます。